セット内容は以下のとおりです。
(1)ホットイナズマ改
(2)アーシングケーブル8本
(3)取り付け説明書
2.取り付け
取り付け前にホットイナズマ改で気になるところがあったので、手を加えてみました。
手を加えた箇所は、基板上で1箇所も半田付けしているところが無く、ただリード線をクリンチしているだけでしたのでしたので、
必要な部分は全て半田付けしインピーダンスの低減?をしています。
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処理前 |
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処理後 |
アーシングはバッテリのGND端子より、エンジンの周りのボルトを7本経由し再びバッテリのGNDに戻るような接続方法となっています。
最近あるダイレクトアースに比べるとインピーダンスを下げる意味で若干不利であるが、GND端子に集まる配線が煩雑にならず見た目には
すっきりしています。
3.測定データ
GNDインピーダスンス測定
バッテリの−(マイナス)端子から、アーシングしている一番遠い部分(エンジンブロック)までの電圧差を測定しています。
測定はアイドリング状態にて波形観測しており、処理前ではアベレージで、約−45mVでしたが、処理後は約−25mVまで改善されています。
GNDインピーダンスとしては、約45%の改善ですので抵抗値を下げるという意味では改善が見られていますね。
但し、アイドリング状態で数十mVと言う単位での改善ですので、バッテリ電圧12〜14Vに対しては約0.15%のレベルの違いですので、
これがプラグの発火に対しどれだけの影響があるのかが・・・です。
その他、波形を見るとかなりノイズの低減が見られます。
これだけ違うとオーディオに対しては結構良い影響が出るかもしれませんね。
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処理前 |
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処理後 |
バッテリリップル測定
今度はバッテリの+と−端子間のリップル電圧をアイドリング状態で測定してみました。
処理前では、P−Pの電圧差が約0.2Vでしたが、これも処理後では、約0.15Vまで改善しています。
波形を見る限りでは鉛電池の性能は思っていたほどは悪くないのかなという感じです。
ただ、車もバッテリも新品同様なので鉛電池が劣化してきた時にはもっと効果が現れるのかな?0.
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処理前 |
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処理後 |
4.走行後
走った感じでは、ん〜わからん!!!でした(^^ゞ
ただ、ステレオの音が良くなったような気が・・・します。(良くなったと言うよりはノイズが少なくなった、だと思いますが。)
で、燃費ですが10/24に取り付け後3回ほど給油していますが特に燃費が伸びたと言うようなことも無いですね。
電源電圧の差がそのまま違いに出たとしても、ま〜Lあたり数十mの違いですかねf^_^;